ブログを開設して、これから記事を書こうと思うけど、どうやって書けばいいのかわからない・・。
わかりました!今回はそんな「ブログ記事の書き方」についてご紹介していきましょう!
上記の悩んでいる人のように、ブログを始めたけれど、「記事をどう書けばいいの?」と迷ってはいませんか?
記事を書く、といってもどんな形で、またどんな内容で書けばいいのか、、。
今回はそんな「ブログ記事の書き方」について、ブログ初心者が最初に押さえるべき基本的なブログの書き方を実例を交えて解説します。
- ブログ記事の書き方がわかる
- 初心者でも簡単に記事作成ができる
- 一度覚えたらあとはこの通りやるだけ
ちなみにブログを始めようと思っているけれど、これからブログを開設しようと思っている、という方はこちらの記事も合わせてお読みください。ブログ開設→記事作成のステップを踏んで、ブログ運営を始めていきましょう。
この記事を書いている人:りょーや
年齢:20代
職業:東証プライムのデジタルマーケティング企業会社員
経歴:大学時代から副業を開始して、今も会社員をしながら副業を継続。副業・ブログ・ITについて発信中。動画制作・ブログ記事執筆などのコンテンツ制作をしていていまに至る。
それではご紹介していきます
ブログの書き方手順
ブログ記事の書き方は、下記の流れ。
書き方の手順を決めていると、2回目以降の記事作成が楽になります!
- キーワードを決める
- 想定する読者の悩みを整理する
- 悩みに沿った記事構成を作成する
- 実際に執筆してみる
- 推敲・修正する
それではここから一つ一つ細かく紹介していきます。
キーワードを決める
一番最初は「キーワード」を決めることです。
キーワードはブログ記事の基盤であり、とても重要な要素です。
キーワード選定や検索意図の把握がしっかり行われていれば、ユーザーにとってわかりやすく満足度の高い記事になります。また結果、検索エンジンに評価されるSEO評価の高い記事になります。
SEOで上位表示するため
記事の読み手が明確になる
ユーザーの悩みに沿った記事が作れる
SEOで上位表示するため
キーワード選定の一番の重要性はこの「上位表示するため」です。
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」を意味します。
自分のブログをGoogleやYahoo!などの検索結果に上位表示させるための施策です。
検索エンジンに評価されるには
- 記事に必ず「キーワード」を設定する
- 適切なキーワードを選ぶ
- 設定したキーワードの「検索意図」に沿った記事を書く
上記が必要になってきます。これらには全て「キーワード」が関わっており、必ず「検索意図」を満たし、ユーザーに記事を読んでもらうために「キーワード」設定が必要不可欠になってくるのです。
そんなキーワード選定には、下記のツールが便利です。
- サジェストキーワード
- キーワードプランナー
- ラックキーワード
サジェストキーワード
サジェストキーワードとは、検索欄に語句を入力した際に「候補」として表示されるキーワードのことです。
例えば「読書」と打った後に「読書 感想文」などと出てくるものです。
一般的によく検索される人気のキーワードや、検索者の過去の行動履歴などが反映されています。
サジェストキーワードはトレンドのキーワードや掛け合わせで使うと検索されやすい単語などを、ピックアップする際やユーザーの検索意図を探るのに役立ちます。
キーワードプランナー
キーワードプランナーはGoogleの公式ツールで、キーワードの「検索ボリューム」を調べられるツールです。
無料利用可能ですが、検索ボリュームが「1000~1万」など、ざっくりとした数値でしか表示されないため、広告出稿すると詳細な数値が表示されます。
大体の検索量を知りたいときはキーワードプランナーが最適です。
ラッコキーワード
ラッコキーワードでは「サジェスト・共起語・検索ボリューム」などを調査できるツールです。
キーワードの洗い出しや検索意図の確認、サジェストでどんな単語があるのかなどに活用できます。安価でも利用が可能なので、初心者にもおすすめのツールです。
これらツールを駆使しながら自分の書きたい記事のテーマに沿ったキーワード選定をしていきましょう。
記事の読み手が明確になる
「キーワード」が決まれば、自然と「記事の読み手=読者」が絞られてきます。
「お金」というキーワードを選んだ場合、「お金に困っている人=給料が低い人、まだ働いていない人」、「健康」というキーワードなら「年齢が上の人」「普段運動をせず、健康を意識できていない人」などです。
下記でも紹介していますが、読み手が明確になると、「ペルソナ作成」が容易になります。
誰が読むかを決めるためにも「キーワード選定」が重要になってきます。
ユーザーの悩みに沿った記事が作れる
「読み手が明確になる」と、「ユーザーの悩み」に対して解決できる記事になります。
そして「ユーザー(読み手)の悩み」を解決できると、「SEO上位表示」が可能になります。Googleで上位表示されている記事は基本的に「悩みの解決」ができる構成となっているものが多く、ユーザーに好まれるからです。
ユーザーの悩みに沿って記事を書き、解決することで、上位表示されやすくなるように執筆していきましょう。
悩みに沿った記事にするための「構成」を下記でも詳しくご紹介しています。
想定する読者の悩みを整理する
キーワード選定ができたら、「読者の悩みを整理」することが次のステップになってきます。
あなたの想定するユーザーが持っていそうな「悩み・不安」を想定して整理し、その悩みや不安を解決できる記事を作成します。
そうすれば、「ユーザー・Google側」から高く評価される記事になっていきます。
例えば、
- お金に不安のある読者が情報を探す
- 不安を取り除けそうな単語で検索をする(お金 バイト、など)
- 解決できそうな記事を見つける
- 検索意図が満たされた記事を読むことで不安が解決される
この流れを抑えて「悩みを解決する」ために「読者の悩み」を整理していきましょう。
悩みを整理するには下記ポイントでまとめると良いです。
- ペルソナ設定をする
- なぜ?を繰り返す
- 読者がネガティブに感じる点を洗い出す
ペルソナ設定をする
ペルソナとは「ターゲット顧客の架空の人物像」のことです。
自分が想定する読者のペルソナを明確にすることで、「想定する読者が持つ悩み」を鮮明にすることができるので、マーケティングなどビジネスの現場でよく使われています。
ペルソナを考えるのは下のような項目をもとに考えると良いです。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 趣味
- 家族構成
- 悩み
- 夢
- どんな生活を送っているか
これらの項目をもとに、「実際にその人がどんな行動や価値観なのか」を明確にしていきましょう。
なぜ?を繰り返す
ペルソナが設定できたら、読者が持っていそうな「悩み」などを起点に「なぜ?」を深掘りしていきます。
例えば「30代 主婦 専業主婦」がペルソナだとして、悩みが「自由に使えるお金がない」だとします。
その場合
- 自由に使えるお金がなく不安(なぜ?↓)
- 自分は専業主婦で、夫の仕事での給料のみの収入だから(なぜ?↓)
- 育児に専念しており、日々の生活で家事などをしているから仕事ができない(なぜ?↓)
- 仕事ができないから、自分で自由に使えるお金が増えない
となります。(主観での深掘りなため、他の観点での悩みなども出てきくるでしょう)
これらの悩みを「なぜ?」をもとに、今ある悩みの原因や根幹を可視化していきましょう。
読者がネガティブに感じる点を洗い出す
上のセクションで「ペルソナ設定・なぜ?の繰り返し」ができたら、「読者がネガティブに感じている点」を洗い出し、その悩みを解決できる記事にしていきましょう。
上の例だと
- 自由に使えるお金がない
- 家事などをしていて仕事をする時間がない
- 仕事ができない(時間がないor仕事がない)
これらの「ネガティブに感じられる点」を言葉にすることで、これらを解決できる記事を作成します。
「お金がない」だったら、副業の紹介やサポートかもしれませんし、仕事の時間がない場合は「家事代行サービス紹介」や「時間術」かもしれません。
解決策はいくつかあると思いますが、最初のセクションで決めた「キーワード」に準ずる解決策で記事を執筆していきましょう。
悩みに対する解決策はいくつか考えることもあるので、事前に決めた「キーワード」と擦り合わせて記事を作成していきましょう!
悩みに沿った記事構成を作成する
ここまで準備ができたら、ついに執筆です。ここでは「悩みに沿った記事構成」を作成していきましょう。
記事執筆の構成は、意外とやりやすい!競合記事+上位検索で出てくる記事構成を参考にしよう!
- 決定した「キーワード」+「解決方法」で検索をかける
- 上位10記事を参考にする
- 上位10記事で構成が重複している、または悩みの解決につながる構成を利用する
決定した「キーワード」+「解決方法」で検索する
例えば「お金 ない 増やす」などで記事を作成する場合、同じように単語検索をします。
上の例の場合、キーワードは「お金」、悩みの解決方法が「増やす」に該当します。
基本的には「Google検索」で検索をかけて上位表示されるものを参考にしていくと良いでしょう。
「キーワード」+「解決方法」で検索をかけることで、「キーワードの悩みに対する解決方法」の記事が出てきます。それらの記事は、ほとんどが読者の悩みを解決するような形で執筆されています。
あまりピンとくる記事がなければ、SNSなどで同じように検索するのもあり!
上位10記事を参考にする
上位表示された記事を10個参考にしましょう。
検索で「お金がなく不安で増やす方法を知りたい」という悩みを解決できる10記事を見つけ出し、それらを参考にしましょう。
でも記事10個も読むなんて大変だよ、、、
そんな時は「ChatGPT」の「WebPilot」を使ってセクションごとに要約してもらいましょう!
記事全部を読むのは大変なので、ChatGPTの要約機能、「WebPilot」を活用して、どんな構成で作られているのか確認しましょう。
ちなみにWebPilotを利用する場合は月額3000円ほどの課金が必要です。もし課金が難しい方は、「Claude」でも可能です。無料で使えます。
上位10記事で構成が重複している、または悩みの解決につながる構成を利用する
最後に上位10記事で読者の悩みを解決している記事の「構成」を参考にしましょう。
特に「これは読者の悩みを解決している!」部分は、どの記事も重複している場合が多いです。
例であげてきた「お金 ない 増やす」という検索で調べた場合、
収入を増やす方法
節約する方法
上記の構成は上位表示されている記事の多くに、構成の一部として入っています。これら共通点が多い構成を積極的に入れていきましょう。
ただし、構成全てを真似てしまうのはダメです!自分の体験談を入れたり、実際に行って効果のあった点などを構成に入れると独自性も出るのでおすすめです!
実際に執筆してみる
ここまで準備が整ったら、あとは実際の本文を作成していくだけです。
構成の内容にあい、かつ読者の悩みを解決できる、内容に沿った文章を書いていきましょう。
特に下記点は注意しておくと、執筆の際に内容が整理されて文章がわかりやすくなります。
SEO意識
SEOを意識した文章を書きましょう。これまでも紹介してきた通り、「SEOが意識されていると、上位表示されやすい」「ユーザーに満足してもらえる記事になる」などのメリットがあります。
SEOを最適化するには
- ターゲットとするキーワードをタイトル、見出し、本文、メタ記述、URLに適切に組み込む
- タイトルタグとメタディスクリプションに重要キーワードを含め、クリックを促す魅力的な内容にする
- 画像ファイル名にキーワードを使用し、ALTタグに具体的な説明を加える
など、テクニカルな部分を適切にしていきましょう。
SEOはテクニカルな部分もありますが、それでも「読みやすい」文章を書くのが大前提です!読者の「読みたい理由」をしっかり考えて執筆しましょう!
読みやすくする
「読みやすくする」とは
- 冗長すぎない文章
- 難解すぎる単語を使わない
- 文章ばかりにしない(表や図解を使う)
などの点です。
結局記事を読むのは、「人」です。長すぎたり、難解すぎる文章だと「自分の悩みを解消したい」と考えているユーザーにとっては退屈なことです。
そういった「読みづらい」文章ではなく「読みやすい」文章を心がけましょう。
同じ語尾を繰り返さない
最後に「語尾を繰り返さない」ことです。
語尾を毎回「〜です、〜ます」など、特定の語句でまとめず、自分の考えを盛り込んだり、客観的なデータを用いた文章でまとめたりなどの工夫をしましょう。
同じ語尾で毎回書いていると、読者も退屈してしまうし、文章も幼さを感じさせる内容になるので気をつけよう!
推敲・修正する
ここまで執筆が完了したら、自身で何度も推敲し、誤字脱字のチェックや文章が明確であるかを確認しましょう。
特に「誤字脱字」がないかの確認、掲載しているデータ(数量的なものや、真偽がたしかかどうか)のチェックは怠らないようにしましょう。
- 読みやすいところに句読点があるかチェック
- 同じ意味を指す言葉は表記を統一する
- 数字や固有名詞は間違いないよう細心の注意を払う
- 同じ音の熟語は誤変換や認識の違いがないかチェックする
- 必ずあると思って誤字脱字をチェックする
日本語チェックツールの「ENNO(エンノ)」は会員登録不要&無料で使えるツールです。こういったツールも駆使してチェックしていきましょう!
公式サイト:ENNO(エンノ)
まとめ
記事執筆の流れのまとめです。
- キーワードを決める
- 想定する読者の悩みを整理する
- 悩みに沿った記事構成を作成する
- 実際に執筆してみる
- 推敲・修正する
このように、ブログ記事を一つ一つ丁寧に作成することで、読者に価値を提供し続けることができます。
ブログ初心者でも、基本に忠実に、計画的に取り組むことで、効果的なブログ運営が可能です。
記事作成は一度にマスターせずとも焦らず、経験とともに少しずつできることを増やしていきましょう。
この記事が参考になれば幸いです!
今回は「ブログ記事の作成方法」についてご紹介いたしました。
下記関連ブログでは「簡単!ブログ開設方法!」について別記事で紹介しているので、そちらもぜひご覧ください。